おもしろいゲーム・推理小説紹介

おもしろいゲーム・推理小説紹介

推理小説、マンガ、ゲームなどの解説・感想

(予告)ゲーム「NieR Replicant ver.1.22474487139...」を語る

~はじめに~

NieR Replicant ver.1.22474487139...」は全世界で大ヒットしているスクエニの「ニーアシリーズ」の2010年に発売された第一作「NieR Replicant」のバージョンアップ作品(リメイクではない)。ニーアシリーズは2021年2月にもスマホで最新作となる「NieR Re[in]carnation」が配信開始となるなど、今まさに盛り上がっているゲームである。著者はシリーズ未体験だが、発売当時、多くの話題を呼んだこの作品から始めてみようと思う。2021年4月22日発売予定。1周クリアする毎に更新予定。

 

<公式サイト>

www.jp.square-enix.com

植物を種から育てます(4月)

f:id:Ashito:20210404083404j:plain

◯リンゴです。

◯播種から1か月ほど経ちました。

◯4つ発芽しましたが一つは枯れそうです。

◯中央の小さい芽はミカンです。

 

f:id:Ashito:20210404083455j:plain

ラディッシュ(二十日大根)です。

◯播種から役3週間、根元が膨らんできて収穫間近です。

 

 

f:id:Ashito:20210404083506j:plain

ローズマリーです。

◯去年はシュして2年目です。

◯過密に植えているので小さいサイズで可愛いです。

 

f:id:Ashito:20210404083511j:plain

◯左は去年播種したネギです。2年目と突入。

◯右は市販の糸三つ葉を土に植えた物です。春になりすごい勢いで葉っぱが増えています。

 

 

アボカドについては土に植えましたが、まだ変化がないので次回更新します。

植物を種から育てます(3月)

 

f:id:Ashito:20210310203941j:plain

◯リンゴです。

◯市販のリンゴを切ったら中で発芽していました。

◯土に植えたら5日ほどでこうなりました。

 

 

f:id:Ashito:20210310203957j:plain

◯アボカドです。

◯市販のアボカドを食べて残った種を発芽させました。

◯水につけて約1ヶ月でようやく根が出てきました。

 

月1程度で経過を報告していきます。

ゲーム「スターウォーズエピソード1 ファントム・メナス」を語る

~はじめに~

本日ご紹介する「スターウォーズエピソード1 ファントム・メナス」(以下、SW1)は1999年に発売された、PC・PS用ゲームである。現在の環境ではプレイできない場合も多いが、名作だった思い出があるため、簡単にご紹介する(一部記憶があいまいなので、事実と異なる可能性があります)。

 

◯SW1の魅力

 

①映画のストーリーを忠実に再現したストーリー

 本作は、多くの方が御覧になっているであろう、スターウォーズエピソード1にのストーリーに沿って物語が進行する。プライヤーはスターウォーズの登場人物の誰かとして、敵を倒したり・見方を救出したりする。映画で出てきた名シーンを自分でコントロールすることも可能であるし、映画では語られていない、裏で活躍する人々の雄志を体験することもできる。スターウォーズファンであればぜひ一度は体験してみたいゲームである。個人的には、パドメの護衛であるキャプテン・パナカを操作してのチャプターが一番おもしろかった(映画ではほとんどその活躍は見られない)。

f:id:Ashito:20210222104348p:plain

 

②難解な操作・アクション

 本作は、ゲームが苦手な人には中々に困難なギミックや戦闘が多く存在する。例えば、フォースを使って遠くのスイッチを起動させたり、ロープを渡って敵地に侵入したりする。また、ジェダイは映画では基本ライトセイバーで戦うが、ゲーム中ではブラスターやロケット砲、爆弾など様々な武器を駆使して戦う必要がある(むしろライトセイバーはあまり使わないかも)。多くのステージは、一度で簡単にクリアできないような難易度になっており、何度も倒れてリスタートを繰り返してやっとクリアできる難易度である。また、個人的には、ドロイデカ(転がって移動し、攻撃時はシールドを張る強敵)を複数相手取りながら、ロケットランチャー的な物でなんとか倒していた記憶が印象的だ。

ドロイデカ|スター・ウォーズ公式

 

~最後に~

 短めにご紹介したが、このゲームの印象は「スターウォーズファンなら一度はやってみたいが、ゲーム好きしかクリアできず、ゲーム好きでもスターウォーズファンでないと最後までクリアできないような難解ゲーム」である。私もクリアまでにかなり時間が掛かった物出があるが、かなり楽しませて貰った。また、この派生ゲームである「Star Wars Epidode Ⅰ:Racer」もレースゲームとしてかなり完成度が高いゲームとなっている。レースゲームが好きな方は一度ぜひお試しあれ。

西澤保彦著「七回死んだ男」感想(ネタバレ含む)

~はじめに~

 本日ご紹介するのは、西澤保彦著「七回死んだ男」である。西澤氏のミステリの魅力はなんと言っても「SF推理小説」である。本稿では、SF推理小説とは何かを中心に、作品の魅力を語っていく。

 

以下、ネタバレを含みます。

未読の方はご注意下さい。

 

 

~あらすじ~

ある正月、祖父の家に行った主人公。祖父には莫大な遺産があり、主人公の母親やその姉妹がその遺産を狙って火花を散らしていた。主人公は遺産には全く興味が無いのだが、祖父の奇抜な提案により遺産争いに否応なしに関わることとなる。しかし、そんな遺産争いのさなか、祖父の死体が発見される。いったいだれが祖父を殺したのか、なぜ殺したのか。様々な疑問を抱きながら取り調べを受ける主人公。しかし、時刻が0時を回り日付が変わった瞬間、主人公は寝床で目を覚ます。そう、主人公にはタイムリープのようにその日を何度も繰り返すことができる力があったのだ。この力を使い、主人公は祖父の死の真相の究明とその阻止を目指すのであった。

 

 

~おもしろいポイント~

 

①SF推理小説

西澤氏の真骨頂である「SF推理小説」。それはSF的な設定(本作では1日を何度も繰り返せること)を推理小説に適用するというものだ。もちろん、何でもありのSF設定をそのまま推理小説に導入しても、とうてい論理的推理など不可能な無秩序なものとなってしまう。SF設定を導入しつつ、その設定に詳細な決まりや制限を明示することで、論理的な推理を可能にする、それが西澤氏のSF推理小説なのである。今回ご紹介する「七回死んだ男」においても、主人公は1日を何回も繰り返せるのであるが、いつでも何回でも自由に繰り返せるのではなく、発生は主人公の意思によらずランダムで起こり、繰り返す回数にも制限があり、そしてなにより、オリジナル(1回目)の改変も思いのままとは行かず、基本的にオリジナルに沿うように修正されていくなど、トンデモ設定でありながらロジックな推理を可能にしている。

 

②魅力的な人物関係

本作のもう一つの魅力は、登場人物の関係性や裏の事情設定である。本作の根幹にある、遺産争いには主人公の母親姉妹の抱える様々な事情や祖父の思惑が絡んでおり、それが謎解きのヒントになるのである(無くても真相は分かるが)。また、母親姉妹の子ども(主人公の従兄弟)立ちの間でも、恋愛感情が複雑にからみあい、それが真相の解明を更に難しくしている。このように、単に犯人を推理するだけでなく、登場人物の感情を含めて考えることで、この小説をより一層楽しむことができるのである。

 

 

~最後に~

本記事では「七回死んだ男」のみをご紹介したが、今回ご紹介した魅力は、西澤氏の他の作品にも共通することである。この作品を読んで中々おもしろいと感じた方は、「人格転移の殺人」や「瞬間移動死体」、「複製症候群」など他の作品もぜひ読んでみていただきたい。

 

ゲーム「エイジオブエンパイアシリーズ」を語る

~はじめに~

今回ご紹介するのは、「エイジオブエンパイア」、通称AoEマイクロソフトが販売しているリアルタイムストラテジーゲームだ。PCゲームをする一の中では知名度が高く、その高いクオリティで根強い人気がある。今回は主にシリーズ2作目の「エイジオブエンパイアⅡ」について、語っていきたい。

 

エイジオブエンパイアシリーズ一覧

 

エイジオブエンパイア(1997)

エイジオブエンパイアⅡ:エイジオブキング(1999)

エイジオブエンパイアⅢ(2005)

エイジオブエンパイアⅣ(発売日未定)

*その他、各種拡張版やリメイク、外伝作品あり

 

エイジオブエンパイアの概要・魅力~

AoEは人類の歴史に沿ったアイテムやキャラクターを駆使しながら、資源を集め、町や軍隊を育成し、時には単独で、時には同盟を結んだチームと協力して敵を攻略するゲームである。歴史に残る戦争の中の登場人物を演じることもできるし、歴史とは全く関係ない敵チームとのバトルを楽しむこともできる。このように説明すると、今スマホゲームにあふれているリアルストラテジーゲームと似ていると感じるかもしれないが(むしろAoEが先駆けでスマホゲームはその類似品なのだが)、AoEには他では見られない魅力があふれている。

 

①歴史に忠実なアイテム・キャラクター

AoEの特徴はなんと言っても歴史ゲームであるという点だ。部隊となる時代は作品によって異なるが、例えばAoEⅡでは中世の覇権争いが舞台となっているし、AoEⅢでは大航海時代の新大陸開発が舞台となっている。プレーヤーはその時代に名をはせた数々の文明・国の中から1つを選択し、資源を貯め、町や軍隊を作り、時代を進化させて様々なテクノロジーを研究することで、その文明を発展させながら敵の攻略を目指すのだが、国によって使える兵器が違ったり、キャラクター(本作ではユニットと呼ぶ)も全く異なってくる。これら各文明で使える兵器・ユニットは実際に当時その国で使われていたものであり、その国の特徴を良く表している。歴史が好きな人はきっとその魅力に惹かれるだろうし、知らない人は勉強になるかもしれない。また、実際にはどこかの国が覇権争いを制したのだが、どの国を選んでも戦略次第では勝てるようにパワーバランスが調整されており、プレーヤーの腕次第で歴史に無いような下克上を演じることも可能だ。

 

②高い戦略性

AoEには剣・槍・銃・大砲・騎馬・攻城兵器・海軍など様々なユニットが登場する。それらの種類の数は膨大であり、実際に歴史の中で使われてきたものだ。実際にはこれらでどれが優れているかは決まっているだろうが、そこはゲーム、うまい具合にバランスが調整されている。中でも「すくみ制」はとても良い。例えば歩兵は騎兵には弱いが攻城兵器などには強く、また騎兵は槍兵に弱い、弓兵は歩兵に強いなどである。この制度があるため、敵のユニットの種類に合わせて適切なユニットをぶつけることで、たとえ数の上で圧倒的に劣っていても、相手を殲滅することが可能となる。以下に相手の情報を知り、適切なユニットを育成してぶつけるかが重要となる。また、「射程」も重要である。弓兵や銃兵、投石機や見張り台、城など遠距離攻撃が可能なユニットには射程がそれぞれ設定されている。射程が長ければ、相手の攻撃が届かない射程外から攻撃を仕掛けることができ圧倒的有利となる。射程が長い弓兵をたくさん揃えれば、歩兵や騎馬兵が近づく前に殲滅することも可能だ。まだまだ語り尽くせないが、このようにAoEではただ歴史に忠実なだけではない、ゲーム性のあるルールが用意されているため、かなり戦略性が求められるゲームとなっている。

 

③同盟

AoEには「同盟制度」が存在する。実際の歴史の中でも各国々は、利害の一致する周辺諸国と軍事的同盟を締結し、強敵に対抗してきた。AoEでも同盟を組んで戦うことができ、資源を分けて貰ったり、交易をしたり、波状攻撃を仕掛けたりすることで、単独よりも圧倒的に有利に戦闘を進めることができる。むろん、敵も同盟を結ぶことができ、同盟軍が一気に攻めてきたときなどは冷や汗が出る。相手の同盟の中でも強弱が存在するため、比較的弱い方からつぶすのが定石だが、そちらを攻撃していると敵の同盟軍が救援にきて全滅、などということも少なくない。互いに同盟を組むことで、戦略を一気に広げることができる。

 

④チートコード

AoEではチートコードと呼ばれる物が存在し、それによりゲームバランスを大きく変えることができる。ゲーム中いつでも、エンターキーを押して特定のコードを入力するだけで町の建設や軍隊の作成に必要な資源を一瞬で得られたり、強力なユニットを出現させたりできる。チートと聞くといかさまで良くないことのように思われるが、適切に用いることでゲーム性を高めたり、難易度やゲームスピードを調整できたりする。おすすめは「aegis」というコードだ。ゲーム内では通常、資源の収集や建物の建設、研究、軍事ユニットの育成に所定の時間が掛かるのだが、このコードはそれらを全て0にする。つまり、資源さえあれば一瞬で建物を建てたり、軍隊を作成したりできるのだ。ただしこの効果は敵味方問わず全てのプレーヤーに適用されるため、敵が強くなることもお忘れ無く。このコードにより、ゲームのスピード感が増し、大軍vs大軍の連続など通常では中々見られない戦闘を楽しむことができる。普通のプレイになれてきたらぜひお試しあれ。

 

 

~最後に~

今回、AoEのついてご紹介してきたが、今回ご紹介した魅力はごくごくわずかである。実際にプレイしてみるともっともっと魅力を発見できることだろう。最初はおそらく独特なシステムもあって中々うまくいかないだろうが、徐々にやり方を身に付け、強敵を打ち倒したときの快感は一入だ。ぜひ、挫けずに、勝利までプレイを続けていただきたい。

 

有栖川有栖著「女王国の城」感想(ネタバレ含む)

~はじめに~

本日ご紹介するのは、有栖川有栖著「女王国の城」である。有栖川氏の代表作としては名探偵「火村英生」が登場する、いわゆる「作家アリスシリーズ」が有名であり、ドラマ化され話題となったことも記憶に新しい。一方本日ご紹介する「女王国の城」は、名探偵「江神二郎」が登場する、いわゆる「学生アリスシリーズ」の一つである。火村英生ももちろん魅力的だが、江神二郎もまたひと味違った魅力を持っている。本日はその魅力を含めて語っていきたい。

 

以下、ネタバレを含みます。

未読の方はご注意下さい。

 

 

 

 

~あらすじ~

名探偵「江神二郎」が姿を消した。英都大学推理小説研究会(EMC)の部長を務める江神二郎は「ちょっと遠出する」といい残し、姿を見せなくなった。当然心配した有栖川有栖を含むEMCのメンバーは情報を集め、江神部長がとある宗教都市に向かったことを知る。EMCメンバーはなんとか宗教都市に潜入し江神部長と再会するも、そこで殺人事件が発生。事件を表に出したくない宗教団体によって、「城」に軟禁されてしまう。脱出するには事件を解決するしかない。そもそもなぜ事件を表に出したくないのか、江神さんはなぜここに来たのか。様々な謎が交錯し、謎が深まる中でも、江神二郎の論理的で冷静な推理が全てを明らかにする。

 

~おもしろいポイント~

 

①超本格推理小説

まず一つ目の魅力は、有栖川氏の多くの作品で見られるように、ザ・本格ミステリである点だ。読者は探偵・江神二郎、主人公・有栖川有栖と共に情報を収集し、謎を解いていく。与えられる情報は読者・江神二郎・有栖川有栖全て同じである。ある時点で、全ての謎を解くために必要な情報が全て揃い、江神二郎も謎を解明する。この段階で「読者への挑戦状」が入る。更にその後もヒントとなる情報がプラスされていき、最後に種明かし、という流れである。読者は江神二郎のように早い段階で謎に気付くかもしれないし、有栖川有栖のように中々気付かないかもしれない。あなたがどのくらい江神二郎の推理に近づけるか、お試しあれ。

 

②魅力的な伏線

2つ目の魅力は、謎を解くためのヒントの出し方が素晴らしい。メインの謎を解くためのヒントを、ただ捜査していって発見するのではなく、過去にこの宗教都市で起こったいくつかの事件を紹介し、それらの謎を解いたとき、全く別物だと思っていたメインの謎のヒントとなる、という様にプロットが組まれており、最後に全ての話・謎が一つに繋がったときの快感は、一入である。

 

③魅力的な登場人物

推理小説ではしばしば、登場人物が多すぎたり、誰が誰だか分からなくなってしまうことがある。それは、登場人物に魅力・特徴などが不足しているからではなかろうか。その点、この作品の登場人物達は魅力にあふれている。特にEMCの5人のメンバー、アリス、江神さん、モチ(望月周平)、信長(織田光次郎)、マリア(有馬麻理亜)は特徴的だ。推理小説研究会と言っても推理小説には色々なジャンルがあり、派閥もある。例えばモチはエラリー・クイーン信者であるし、信長はハードボイルド好きである。こうした好みが、推理や行動に表れており、本格ミステリファンでない読者も色々な角度から楽しめるだろう。

 

 

~最後に~

今回ご紹介した「女王国の城」を含む「学生アリスシリーズ」は、全5作とされており、これまでに「月光ゲーム Yの悲劇'88」、「孤島パズル」、「双頭の悪魔」、「女王国の城」の5作が発表されている(短編集としては「江神二郎の洞察」もある)。もちろんシリーズを初めから全て読んでいただいた方が、EMCメンバーへの感情移入もしやすく、おもしろいと思う。それぞれ独立して読んでも、本格ミステリとしていずれも完成度の高い作品となっており、お楽しみいただけるだろう。最後の5作目の発表がいつになるか分からないが、楽しみに待ちたいと思う。